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【小説】百鬼夜行 陰 がっかり

百鬼夜行 陰 / 京極夏彦 0 点 つまらなかった。 何一つ面白さが分からなかった。 なんといっても難しい。言葉遣いや言い回しはともかく、誰が何をやってるのかわからない。オチもよく分からない。意味不明。 自分は最近面白い本ばかり読んでましたが、これは…

【小説】絡新婦の理 は難しかった

絡新婦の理 / 京極夏彦85 点 京極夏彦の京極夏彦シリーズ5つ目まあまあ面白かったです 物語は例によってバラバラの色んな視点での色んな事件が起こり、それが少しずつ一本の線に繋がってゆくいつもの展開です。それが今回は、全ての事件は"蜘蛛"によって張り…

【小説】千里眼の死角 はバカ

千里眼の死角 / 松岡圭祐85 点 バカなんですよ。この作品は。というかこのシリーズ全部バカ。これを読んで、このシリーズは相変わらずとんでもない小説だなと思い知らされました。よろしくお願いします。 物語は、ある王女が何かに酷く怯えて部屋に閉じこも…

【小説】有限と微小のパン は全然完結してなかった

有限と微小のパン / 森博嗣80 点 物語のエンディングには二種類あります。全てに答えが出てすっかりしっかりハッピーエンドなスッキリエンディングと、ぬるりと終わってユーザーの想像の余地を残し余韻を楽しませるモヤモヤエンディング。皆さんはどっちが好…

【小説】数奇にして模型 普通

数奇にして模型 / 森博嗣80 点 森博嗣のS&Mシリーズ9作目。前作は回想だったり後日談だったりと活躍の少なかった犀川がやっと本編に戻ってきたって感じです。よしよし。テーマは模型大好きグループの人たち。何故死体に首がなかったのか何故弁当を食べたのか…

【小説】オリエント急行の殺人 オチは面白かったけど……

【小説】オリエント急行の殺人 / アガサ・クリスティ80 点 アガサ・クリスティの作品の中でも特に有名なのが「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」の3つです。そのうち、そして誰もいなくなったはまあ単品なのでいつでも読んでい…

【小説】十角館の殺人 読んだけどあんまりだった……

十角館の殺人 新装改訂版 / 綾辻行人80 点 この作品はミステリのおすすめを聞いたら必ず名前が挙がる作品で、「この作品を超えるミステリはない」とか「これを読んだら他のミステリが全てこれ以下になる」とか言われてて、さらには「これを読んだことのない人は損…

【小説】そして誰もいなくなった 読んだけどそんなにだった

そして誰もいなくなった / アガサ・クリスティ80 点 断っておきますが僕はあまりミステリを読んでいません。それにミステリを読むときも全く推理しないタイプです。でもこれは有名な作品だよね。ポアロもちょくちょく読んでるけど結構好きなので読んでみまし…

【小説】今はもうない もうちょい犀川の活躍が見たかった

今はもうない / 森博嗣60 点 最初に断っておきますが僕は人生で数十冊しかミステリ読んでません。その中で森博嗣の作品はS&Mシリーズとまどろみ消去を読んできました。最近ちょくちょくミステリーを読んでるという話をしたら森博嗣をおすすめされたのがきっ…