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【改造マリオ64】SM64 Last Impact 非常にクオリティの高いクソゲー

改造マリオ64】SM64 Last Impact
  60 点

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クオリティがとても高いことで知られるKaze兄貴の作品です。今作は特にクオリティが高く、雲マリオや蜂マリオに変身したり、ヨッシーに乗れたり、オリジナルのボスが次々登場したりと公開当初は非常に注目された作品でありました。スター130枚の大ハックとあってニコ生でも多くの配信者がプレイしていたことを覚えています。
ということで自分もプレイをしてみました。

[配信]【改造マリオ64】Last Impact 初見プレイ #1

うーん。
微妙でした。。。

クオリティは本当に高いんです。オリジナルの敵キャラも多いし、新要素も多い、ストーリー性もあるし、ステージごとの世界観もしっかりしていて、クリアを目指すステージではなく「旅行」のような楽しさを味あわせてくれるところは本家と同様です。

でもね。一つだけ大きな欠点があったんです。
このゲーム、単純に面白くないんですよ。

何が悪かったか、理由をいくつか挙げてみます。

まずUIが壊滅的です。このゲームは必要時以外コインの枚数やスターの枚数が自動で非表示になってくれるので、非常にプレイ画面が見やすいんです。これが問題。「コインやスターの枚数が無くなるなんて!画期的!」と作者は思ったのかもしれませんが、致命的ですよ。
我々はコインの枚数を無意識に数秒に一回確認しているんです。プレイして実感しました。コインの枚数を確認するためにいちいちポーズ画面で確認させられました。見ている人もスター枚数がわからないので進行度が全くわかりません。最悪です。技術アピールはすごいけどプレイヤーのことを考えてない。

もう一個、スターの密度が低い。
すごい綺麗な世界観なんですけど、当然スターは6枚しかありません。赤コインを除けば5枚です。
普段は気にならないんです。他の改造マリオ64をやるときの感想はいつも「このマップにあと5枚あるのか!どこだー?探すぞー!」という感じでした。でもLast Impactをやるとこうなるんです。「え?これだけ??」
理由はマップの広さもあると思いますが、やはり「センス」というのもあるのかなと思いました。他の改造マリオは広くても狭くてもこんな感想は抱かなかった。Last Impactはすごい綺麗な世界に「盛大に何もない」という印象になってしまいました。

そして無駄に難易度が高い。
特殊な仕様が多くて分かり辛いのもありますが、やっぱり全体的に難易度が高いですよ。僕は全スター取得を諦めて通常クリアを目指そうとしましたが、その通常クリアですらギリギリ。ギブアップ寸前でした。ライフが6しかないのはプレイヤーへの嫌がらせ?

とはいえボク個人としては、「面白い」「面白くない」に理由はない、と思っているので、結局やって面白くなかったという以上の理由はないんですけども。
クオリティの高さと面白さは比例しないのだなあと思いました。

同様にグラフィックと面白さも比例しません。
64のグラフィックは確かに今見ると見劣りしますが、面白さはやはりいつプレイしても最高。皆さんもやりましょう。
一方、夢の8K対応のPS5とか果たしてそれは面白いんでしょうか・・・
僕はやはり、グラフィックよりも面白さがゲームの全てだと思うので、そういうスペックの高いゲーム機は必要ないと思いますね。

【PS2】風のクロノア2 ほのぼの鬼畜アクション

PS2風のクロノア2
 90点

ナムコの顔といえばなんでしょうか。
パックマン?ノン。
ミスタードリラー?ノン。
あとは特に思いつかない。

塊魂?正解。ああそれだわ。おめでとう。
でも今日は風のクロノアです。



風のクロノアは据え置き機では鬼畜アクションゲーム、携帯機では鬼畜パズルゲームとして名を馳せていることでおなじみ、鬼畜ゲームです。
ほのぼのした雰囲気とは思えない衝撃のストーリーで視聴者を沸かせた前作に続き、今作も何か変なストーリーで進んでいきます。
システムは皆さんご存知の風だまなので説明しません。

まあ全体として見れば面白かったですが、やはり前作には劣るというのが僕の感想です。ストーリーも前作のそれがなかなかよかったし、世界観もよかった。
何より今作にはステージの使い回しみたいなのがあって、夜ステージになると全然違うステージみたいになる!っていうのがまあ面白いんだけどやっぱり物足りなさは感じます。

でもスノボステージは神。

そしてクリア後の鬼畜やり込み要素。夢のカケラ集めです。
携帯機版と据え置き版の大きな違いはここなんです。
携帯機版はステージ中全てのカケラを集めなきゃいけないパズルゲームなんですが、据え置き版は別に全て集めなくてもいいんです。ステージ中で150個以上集めればそれで100%。
簡単じゃないかって?いやいやこれが鬼畜なんです。だって、そもそもステージ中に150個も落ちてないんですもん。
じゃあどうするかって?一定時間取ったカケラを2倍にしてくれる妖精、こいつを使うんです。つまり、妖精を取ってから制限時間内に多くのカケラを集められるルートを自分で考え、かつその準備を自分で用意した上で、さらにアクションを成功させないといけないんです。
これが難しい。携帯機版のパズルゲームとは違う鬼畜が味わえます。

またラスト近くなんて一部のセリフに日本語訳が付きませんからね。ストーリーも鬼畜。
でもプレイしてると何故かファントマイル語も分かるようになるんです。これも楽しみの一つ。

さて、次は風のクロノアGBAかな?ということで
わふー!ルプルドゥー!

【改造マリオ64】SM64 The Missing Stars 普通に神ゲー

改造マリオ64】SM64 The Missing Stars 普通に神ゲー
 90 点

f:id:fuyuuutuly:20190728151920p:plain 2009年の名作、The Missing Starsを再プレイしました。
いやー面白かったね。

[配信]【改造マリオ64】The Missing Stars 初見プレイ #1

スター枚数は38枚、ステージも数ステージというミニハックですが、クオリティが素晴らしい。
ステージ構成は今流行りのオープンワールド形式です。オープンワールド式は進行度が分かりづらいという弱点もありますが、この作品では画面の左下に常にそのマップの残りスター枚数が表示されるという親切さ。
世界観もよく、「話しかけられる敵キャラ」が多く存在していたり、メッセージ自体も多めなので攻略のヒントが豊富で遊びやすいです。
また新システムとしてこのゲームには「昼夜」の概念があります。マップの移動を繰り返していると夜になり、取得出来るスターが変わったりします。これはすごいけど、ちょっと邪魔かも。決して分かりづらいシステムではないんですが。
ステージ自体のクオリティはまあまあと言ったところでしょうか。難易度が低めで分かりやすいマップをしているので遊びやすく楽しめますが、見た目だけ見るとそうでもないかも。謎解き要素も多いです。でも火山ステージはかなり楽しかった。
ただ、最終ステージはちょっと雑でしたね。プレイ感覚は悪くないんですが、見た目がひどい印象でした。急に別の人が作ったのかな?

そして全スター回収後は分かりやすくクッパとの最終決戦でシメになります。オープンワールドでも分かりやすい。
そのクッパ戦のクオリティもまた高い。ただ難易度が上がっているような改造ではなく、ファイアーボールでクッパと戦うという形式になっています。新しい操作方法をここで入れてくる。すごい。
そしてエンディングも綺麗なんです。通常改造マリオ64のエンディングといえば3面あたりでフリーズして終わるのが定説となっていますが、この作品ではそこを上手いこと回避して綺麗にTHE ENDできます。素晴らしい。

思うのは、このような素晴らしい作品が2009年で既に世に出ているのに、以降の作品でなかなかこのクオリティが出せている作品が少ないのが不思議です。ステージ自体のクオリティはセンスが問われるのでいいんですが、他の名作でもエンディングフリーズするものがほとんどなので、それくらいは回避してほしいなと思いました。
これから改造マリオ64作るぞというあなたはぜひよろしくお願いします。

【小説】百鬼夜行 陰 がっかり

百鬼夜行 陰 / 京極夏彦
0 点


つまらなかった。
何一つ面白さが分からなかった。
なんといっても難しい。言葉遣いや言い回しはともかく、誰が何をやってるのかわからない。オチもよく分からない。意味不明。
自分は最近面白い本ばかり読んでましたが、これはまさに、「読書嫌い」を生むタイプの小説だなと思いました。

一応僕は「姑獲鳥の夏」で御神託を受け、京極夏彦の本は基本発売順に「塗仏の宴」まで全部読んできました。それもそのはず、ようやく辿り着いたこの本は、今までの百鬼夜行シリーズの登場人物が出て来るスピンオフ短編集です。短編集が苦手な僕ですが、過去のシリーズの信頼があるので安心して読ませていただきました。
でもダメだった。何が何だか分からない。
シリーズ自体、なんかつまらなくなってきたなあとは思っていたものの、ここまでじゃなかった。後半なんてほぼ読み飛ばしてしまった。短編集なのに。

まずね、登場人物が分からない。
主人公組ではなく脇役ばかりがこの本ではメインに来ています。シリーズも長いし色々な人が出てるし基本みんな頭がおかしいもんだからもう区別がつかない。思い出すことも出来ない。短編特有の「登場人物紹介の時間が足りなくなる」という弱点を、既にご存知の過去のキャラクターを使うことで克服してると思いきや、むしろ逆でした。紹介してくれ。誰だよこいつ。
そして表現が難しい。なんといっても京極夏彦は妖怪なのでとにかく表現が抽象的。妄想を通り越して夢みたいな支離滅裂さ。何が何?ちゃんと説明してよ。
最後にオチが分からない。結局なんだったの?ていうか何をやってたの?みたいな。これは何?

ということで、残念ながらこの本は僕にとってはダメだった。と言わせていただきます。まあシリーズは今後も読み進めて行く予定ではありますが(もう買ってしまった)。 世間の評価はどうなんでしょうか。
直木賞は分かりやすくて面白い本、芥川賞は文学的でつまらない本、と言われるくらいですから、この本もきっと芥川賞を取れるのかもしれません。文学的だし。

【SFC】スーパーメトロイド メトロイドヴァニアで一番の神ゲー

SFCスーパーメトロイド
 100 点


あーメトロイドヴァニアがやりたい。
みなさんはメトロイドヴァニアって知ってますか?
メトロイドヴァニアってのは簡単に言えば2D横スクロールオープンワールドのことです。これで一発で伝わりますね。

ところで、僕はsteamで大量のゲームを持っています。当然どれも神ゲークソゲーだと思って買っているので楽しみなんですけども、steamで人気のジャンルといえばメトロイドヴァニアですよねやっぱり。僕もたくさん持ってます。
たくさんあるんだし、そろそろ1本2本やらなきゃなあと思っていたのですが、ある日とんでもないことに気づいたんです。

ハッ
そう言えば俺、スーパーメトロイドやってない……

スーパーメトロイド 初見プレイ #1

やりました。
メトロイドはFCの1とGBの2をプレイ済みということで、満を持してのスーパーメトロイド3。ありがとうございます。面白かったです。でもこんな面白いゲーム、この世にあと2つしかないんですよね。メトロイドフュージョンメトロイドサムスリターンズだけ。あとは3Dだけ。

おかしくないか?と。
もったいなくはないか?と。

そこに警鐘を鳴らしたのが昨今のメトロイドヴァニアブーム。面白いゲームが増えるのはいいことなんです!
だから僕はフリー版メトロイド2の削除が許せないんです!だから僕は改造マリオをやるんです!
何故なら面白いから!
面白いゲームはどんどん出すべきだし、企業はそれを保護すべきなんです。わかったら早くVIPマリオをswitchで出すのだ。改造ソニックチームの作ったソニックマニアをswitchで出したセガのように!
そういう思いで僕は数々の神ゲーをプレイしてきました。みんなもやりましょう。

え。改造メトロイドやらないのかって?
いやいや。改造やるくらいなら本家をもう一周やりますよ。
だって本家が一番面白いのは間違いないし、今改造やっても本家との違い分からない。これでは意味がないんです。改造は本家を飽きるほど遊んだ者がさらなるやり込み要素の1つとして選ぶもの。これを勘違いしちゃあいけない。僕はまだまだメトロイドにわかですからね。

じゃあマリオはどうなのかって?
残念だけど、僕はマリオワールドもマリオ64も腐るほどプレイしているので✋