【Steam】The Catacombs of Solaris Revisited の世界へようこそ
【Steam】The Catacombs of Solaris Revisited
??? 点
ゲームとは何でしょうか?
ストーリー?音楽?グラフィック?
ノン、それら全てが絶妙に合わさった世界観こそがゲームそのものなのです。
過不足なく全てが調和することでゲームという世界を構築する。音楽やストーリーはそのための素材に過ぎないんです。
完成されたゲームの前に美麗なグラフィックや高品質な音楽など不要。古い名作がリマスターされた拍子に変にグラフィックや音楽が進化したせいで叩かれる例は枚挙にいとまがありません。
もうそのゲームは完成されているのですから。
そこに無駄な要素を付け加えてもかえって美しさを壊すだけなのです。
お分かりですね?
それではこれ以上なく完璧に完成された世界をお見せしましょう。
このゲームは無限に続く奇妙な回廊を永遠に歩き続けるゲームです。
目的?ストーリー?
そんなものはこの完成された作品の前には必要ありません。
ひたすら奇妙な世界を歩き回るのです。
でも時には立ち止まりたいこともあるでしょう。その時はどうぞご遠慮無く立ち止まってください。そして後ろを振り返ってみてください。
なにか、おかしいですね。景色が変わっている。
慌てて前を向く。歩く。止まる。振り返る。戻る。
どんどん世界が変わっていく。
まばたきをするたびに気がつけば自分は違う場所にいる。
分かれ道を前に立ち止まったはずがそこは壁になり、天井を眺めていたはずがそこは通路になる。
二度と同じ景色を見ることは出来ません。
どうしようもない不安が襲ってきます。
でもご安心ください。
しばらく歩みを進めてみるとあら不思議、いつの間にやら見慣れた最初の回廊に戻ってくるのです。
最初不気味に感じたあの景色も、こうなると故郷のような安心感で私達を包み込んでくれます。
ああ一安心と立ち止まると、またすぐにその景色は別の姿へと変化します。
あれあれあれ?
全く奇妙な世界観のゲームに思えますが、実は現実世界も大差ないと思うのです。
正常に思える景色はただ見慣れた光景をそう思っているだけで、一歩引いた視点で見ると思わぬ異常性が垣間見えたりするもの。
そんな見慣れた景色もふと立ち止まって観察し直してみると想像以上に変化していることに初めて気がついたり。
さあ皆さんも
こっちへ